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『Windows 7
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Windows 7 上級マニュアル

2007年02月18日

Microsoft Virtual PC 2007を試した

Microsoft Virtual PC 2007を試した。
旧バージョンであるVirtual PC 2004は、もはや仮想環境としても用途に耐えうるバーチャルマシンとは言えず、今までは各種OSの検証やキャプチャーは「VMwara」を利用するしかなかったが、この2007の登場でバーチャルマシンの選択肢が増えたわけだ。
Virtual PC 2007とVMwaraを比較すると、VMwaraは機能が豊富でカスタマイズ性が高くさまざまな要求にこたえられるのに対して、Virtual PC 2007はシンプルで扱いやすく、駆動スピードも快適だ。
筆者としてはこれからのトレンドは「64ビットホストOS&バーチャルマシン」と考えており、実際に現在のデスクトップ向けCPUはほぼこの二つの機能を標準搭載している。
この64ビットOSとバーチャルマシンは、互いに刺激しあう関係にあり、バーチャルマシン用にトゥルーメモリーをより多く割り当てたければ、広大なメモリーを利用できる64ビットOSを利用するしかなく、また64ビットOSであればバーチャルマシンを複数台起動して、リスキーな検証や動作確認なども今以上に手軽に行えるようになるわけだ。

なお、Windows Vistaの「Windows Complete PC バックアップ」を利用したことがあるものなら、誰でも予想した事だが「Windows Complete PC バックアップ」でバックアップしたボリュームは、見事にVirtual PC 2007でマウントできたことを報告しておこう。

2007年02月15日

最近読んだWindows Vista記事

うーん、最近の「ひとこと」はどうもネガティブな話になってしまう。
しかし、実際に紙面を読んで疑問に感じた人も多いであろうから、同一業界の人間として語らなければならないだろう。

某PC紙の3月号(発売は前月になるのかな? 最近読んだ)のWindows Vistaの記事はひどい。
正直「誤植、ケアレスミス」というには、度を越している。

「ReadyBoostはUSBメモリーを利用して、アクセスの遅いハードディスクへのスワップを減らすための技術(文は要約)」等と掲載されているが、スピードそのものはハードディスクの方が速い事をわかって書いているのだろうか?(細かいファイルの読み書きのみ、シークが速いUSBメモリーに分がある、ベンチをとればわかる)
また「ReadyBoostはメモリーを大量消費するアプリケーションに効果アリ」などと書かれているが、ReadyBoostはあくまでもキャッシュ機能で、物理メモリーの延長として使われるページングファイルとは異なるので、先の「スワップを減らす」という記述を含めて、限りなくわかっていないライターによる記述だ。

また、「Windows Complete PC バックアップは「F8」キーで復元を選んでリカバリできる」など、明らかに自分で検証していない文章もある(「F8」で起動するのはあくまでセーフモード、しかもセーフモードからのリカバリは環境的な制限がある、ヘルプの斜め読みで書いたのであろう)。
そのほか、「BitLockerはすべての内部データを保護する」という資料さえ読んでいない記述等々(キャプチャーもBitLockerできていない画面でごまかす)、このほかにも多数、当該特集記事においては、思い込み、間違い、未検証の記述ばかり・・・同業界内の人間として大いに失望した。

やはりお金をとって提供する情報なら、最低でもライターが己で実践&検証し、自分の目で動作や問題を確かめないとダメでしょ・・・

そして、このような誤記を、何万人という読者が眺め、Windows Vistaの機能として認識してしまったのであれば、本当に悲しい。

今悩んでいることといえば、この紙面に対して、私自身が直接、間違いを指摘するかどうかだ。

正直、指摘などという行為は、業界的にはかなりな余計なおせっかいであり、自分には何の利益もないどころか、潜在的な不利益になりかねない。

が、この記事を読んだ人の一部は、この記事によって悩んだり、必要のない機材を導入してしまいかねない。
と、いうことを考えても、やはり指摘するべきなんだろうな・・・

Windows 7 上級マニュアル(技術評論社)
XPユーザーのためのWindows 7乗り換えガイド