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ひと目でわかるWindows7
操作&設定厳選200
(Microsoft Press)

ひと目でわかるWindows 7操作&設定テクニック厳選200! [日経BP出版(Microsoft Press)]

2009年01月16日

Windows7は64ビット版(64bitWindows7)を選択すべきか?(更新版)

現在のPCは64ビットWindows対応環境

 64ビット版Windows7(64bit Windows7)を動かすためのインフラとしては、さも難しい条件がありそうだが、今のPC環境を考えれば基本的に「64ビット対応CPU」を搭載していれば対応だ。
 ちなみに現在発売されているデスクトップパソコンは、まず間違いなく「64ビット対応CPU」を搭載しており、つまりは「64ビット版Windows7」対応なのである。
 

※64ビットWindows OS対応CPU(デスクトップPC)

・Core2Quad:すべて64ビットWindows対応
・Core2Duo:すべて64ビットWindows対応
・Athlon64:すべて64ビットWindows対応
・Phenom:すべて64ビットWindows対応
・Pentium4/Celeron:EM64Tの表記があるもの

 そう、CPUリストを見ればわかるが、PCのインフラとしてはかなり以前から「64ビットWindows対応環境」を手に入れている。
 だが、XP/Vistaおいては、ほとんどの人が32ビット版Windowsを選択した。
 これは、ぶっきらぼうな言い方をすると「ハードウェア本来のポテンシャルを、自ら封印している」状況ともいえ、非常にもったいない使い方とも言える。
 
64bitWindows7
☆32ビットOSを使い続けることは、PCの本来の性能を使い切っていないともいえる。
 
 ではなぜ、ハードウェアは64ビット対応なのに、ほとんどのユーザーは32ビットOSを利用しているのであろう?
 
 32ビット版OSがまだ主流である理由はいくつかあるのだが、最大の理由は「64ビット版OS」の知名度が低く、そもそもXPにおいては64ビット版が存在することさえ知らないというのが原因だ。
 また、デバイスドライバの対応や使う人間の少なさから、特にメーカー製PCが積極的な姿勢を示さず(ようやくVAIOが登場した)、「漠然とした不安」がつきまとう。
 
 ちなみに64ビット版のWindows OSとしては、
 
・Windows7 64ビット版(現在ベータ)
・Windows Vista 64ビット版
 (Home Basic、Home Premium、Business、Ultimate)
・Windows XP Professional x64 Edition

が存在し、32ビット版と変わらない操作環境と機能を有している。

Windows7日本語版プレビュー

 64ビットWindowsは、当然ながらビット数が上がった分処理能力に優れ、ネイティブアプリであれば32ビット版に比べ、150%ほどの処理速度向上が望める。

 また、64ビット構造のWindowsであるにもかかわらず、32ビットアプリケーション(つまり今のXP/Vista対応アプリケーション)のほとんどが動作可能である(ソフトウェアレベルのもの)。

 そして、動作速度においては、エミュレータではなく、内部的にOSを切り替えるような形をとっているので、32ビットアプリケーションでさえ108%ほど処理速度が向上するという優れものなのである(WOW64構造やアプリケーションの互換性について詳しくは、x64上級マニュアルを読んでほしいがちょい古い本…ちなみに出版業界でさえ、64ビットWindowsの本のリリースには消極的であり、x64上級マニュアルの存在がむしろ奇跡である)。

 そして、64ビットWindowsを使う最大のメリットは、32ビットWindowsがもつ「メモリー3GBの壁」が存在しないということだ。
 Windows Vista SP1から「システムのプロパティ」の表記が変わってしまい、確認しづらいのだが、簡単に言うと32ビット版Windowsは「4GB」までのメモリーアドレスしか使えない。
 またその4GBの中に各デバイスのアドレスも含めるため、デバイスの少ないマシンでも500MB、デバイスの多いマシンでは1.5GBほど食われて、結果的に32ビット版Windowsを利用する限り、PCに仮に8GBのメモリーをつもうが、2.5GB~3.5GBほどのメモリーしか使えないのだ。

Windows7日本語版プレビュー
☆ちょっとみにくくて申し訳ないが、32ビット版Windows7では4GBのメモリーを搭載しても(「システムのプロパティ」表記)、実利用はこのマシンで3325MB(タスクマネージャの「合計」表記)だ。

Windows7日本語版プレビュー
☆こちらのマシンでは3069MBしか認識していない。このように、デバイス状況によって、32ビットWindowsはメモリー利用量が左右される(基本的にデバイスが多い=高性能マザー仕様=高性能PCほどメモリが目減りする)。


 64ビットWindowsはエディションにもよるが「8GB~192GB」のメモリー空間を持つので、要はPCに搭載したメモリーをすべて生かせる。

 さて、誰もが64ビットOS対応ハードウェアを所有し、64ビット版Windowsが存在する・・・めざといPCユーザーであれば、64ビット版Windows、特にWindows7リリース時点で64ビット版Windows7の導入を検討するのが普通だ。

 では、実際に64ビット版Windows7を導入すべきなのであろうか?
        (「mvp橋本情報戦略企画(http://mvp.me/)」よりの転載記事)

2007年08月30日

Windows Vista上級マニュアルと私、作家という生き物

作家という生き物は面白い生き物である。
企画を通し、文章を書く・・・文章を書くときは、それこそ必死に、そしてなるべく他書と差別化し、読み手が読みやすく、かつ喜んでくれるものを書こうとする。

しかし、書き終わると、内容をコロリと忘れてしまう。技術書なので、アーキテクチャやテクニックそのものは頭の中に残るのだが、説明をどのように展開したか、順序、表現方法などはまったく覚えていない。

前にもここで述べたが、大概IT書籍における書籍化というのは、著者が執筆してから早くて三ヶ月、場合によっては半年以上かかり、その書籍化の手前(大概一ヶ月前)に「著者校正」という、著者が本の形になった自分の文章を眺める(確認する)場面がある。

これは、IT作家特有、いや、橋本特有の感じ方なのかもしれないが、正直著者校正というのは「めんどくさ」という側面がある。

というのも、頭の中は既に新しいテーマ、新しい技術、そして新しい本に意識が向いているので、いまさら著者として「終わったもの」を見返すというのは面倒なのだ。
一方、表現方法や文章の展開は、もはや忘却の彼方なので、「新鮮に読める」という側面もある。

本日、ついにあの大作(?)、Windows Vista上級マニュアルの著者校正が戻ってきた。つまり、近々発売ということだが、読んでみると・・・

いや、本当に面白いし、読みやすい(爆)

これは、別に自画自賛をしているのではなく、客観的に本を読んだ上での言葉である。
こういっては何だが、著者校時に「既知の知識の反芻」という苦痛を感じずに、思わず読みいってしまう書籍は少ない。
最近では「小さな会社のLAN」が、著者校時に読んでいて「ふつーにおもしろい、これ(岡村風)」と思ったが、やはり客観的に読んで、面白いと感じる書籍は売れるのである。

(次回、Windows Vista上級マニュアルと編集、編集さんという生き物・・・の予定)

2007年08月24日

RSSフィードの活用とVistaガジェットでのリアルタイム参照

「RSSフィード」はご存知だろうか?
簡単に言ってしまえば、Webの更新情報をさっと見渡せる形式であり、Internet Explorer 7では標準でブラウズできる他、Windows Vistaのサイドバーにあるガジェットにも「フィードビューア」がある。
ちなみにフィードの参照は、Webそのものがフィードに対応していなければならないが、本橋本情報戦略企画Webはフィードに対応しているので、このWebを例にフィードを購読、ガジェットで更新情報をリアルタイム参照する方法を紹介しよう。
フィードヘッドライン
まず、Internet Explorer7で当Webを参照。Internet Explorer7の右上でフィードボタンがオレンジ色に点灯しているので、フィードボタン横の「▼」をクリックして、「RSS2.0」を選択する。
すると、以下のような画面になるはずだ。
あとは、「このフィードを購読する」をクリックする。
フィード登録
たったこれだけの手続きで、フィードを購読できる他、サイドバーのフィードヘッドラインで一覧と共に更新を確認できる(登録しているフィード閲覧は、Internet Explorer7から「Ctrl」+「J」キーで一覧表示、任意選択だ)。ぜひ、お試しあれ。

2007年07月23日

Vistaのフォント問題を確認、解決するVirtual PC

Windows Vistaを扱う上で、問題の一つに「フォント問題」がある。
これはいわゆる「Windows XPと文字の形が違う」という問題で、年賀状や名簿など文字の形にこだわる場面では、困った状況になる(巷、葛、箸、逢など結構使う文字の形が違う)。
この「困った状況」を簡単に説明すると、Windows Vistaでは基本フォントに「JIS2004」が採用されているのに対して、Windows XPではJIS90が採用されてるため、文字体系が異なるのだ。

この問題を解決する手段の一つが「Virtual PC 2007」における仮想PCの活用だ。
まず、ホストOSとゲストOSで「Windows Vista」と「Windows XP」という組み合わせを構築。
後は「カットアンドペースト」を利用して、ホストOSで入力した文字列をコピーした後、ゲストOS側にペーストすれば、「両方のOSによる文字の形の違い」を確認することができる。
また、プリンタを共有設定にすれば、ゲストOSからネットワーク経由で印刷することも可能なので、結果的にJIS2004/JIS90というフォント体系を選択した形での印刷が可能になる。
これは、優れた環境の使い分けと、賢い運用方法といえよう。
仮想PCでフォント問題解決

2007年06月26日

VistaとXPの共存が可能なVirtual PC

vpc-vx001.jpg
仮想PCは、「OS上で仮想のパソコンを作り出す技術」であり、Virtual PC 2007はこの仮想PCを無料で実現できるソフトだ。

この仮想PCを利用すれば、Windows VistaでWindows XPを、あるいはWindows XP上でWindows Vistaを動かすことが可能になる。
つまり、Windows VistaとWindows XPを同時に起動、オペレーティングすることも可能になり、「フォント問題」や「アプリケーション互換問題」の解決にもなる(今後はコンシューマレベルでも積極的に導入することが予想され、早くも橋本情報戦略企画では仮想PC本を執筆している)。

また仮想PCは、メモリーさえ潤沢であれば、複数の仮想PC(ゲストOS)を駆動することも可能なので、Windows Vistaのエディション違いやWindows XPのHome EditionとProfessionalを同時に起動するという贅沢ワザも可能だ。

2007年04月02日

2. Windows Vista 64ビット版/XP x64に採用されたシステムの「みせかけ構造」

解説しているサイト、および書籍がほとんどないので、『Vista 64ビット版/XP x64に採用された「みせかけ構造」』を紹介しよう。

これは、アーキテクチャ的に非常に面白い構造であり、またこの構造を知っておかないと、64ビットWindowsでカスタマイズを行う際には、理解できないトラブルを起こす可能性があるので、今から覚えておいて損はない。

ちなみにこの「みせかけ構造」を知れば、おのずと以下のような「同じWindows Vista上で同じフォルダを表示しているのにファイル内容、数がなぜ違うのか?」を知ることができる。
v64-exp003.jpg
※よく見て欲しい。同じWindows Vista上のエクスプローラで「C:\Windows\System32」を表示している
にもかかわらず、フォルダ内容もファイルサイズ、ファイル個数が異なる。なぜだ!!!


通常、ビット数が変わったOSというのは、以前のビット数のアプリケーションと互換を持たない。つまり、64ビットWindowsそのものは、32ビットWindowsと互換性がなく、アプリケーションやシステムファイルなどを利用できないのだ。

この「利用できない」状態を解決するために、通常は「エミュレータ」を内蔵するのが主な対処方法だ。
つまり、64ビットOSと32ビットアプリケーション(いわゆるWindows XP用アプリケーション)の間に「エミュレータプログラム」をかませることによって動作を実現するのが「常」なのだ。
このエミュレータはいわゆる各種命令を「32ビット←→64ビット」に変換するプログラムであり、アーキテクチャ的に当然オーバーヘッドが起こり、プログラムの駆動が遅くなるという欠点を持つ。

itaemu001.jpg
※Itanium版の「Windows XP 64-Bit Edition」の場合。ビット数が上がったOSの「常」であるように「変換層(いわゆるエミュレータ)」を持ち、ここでプログラムの解釈を32ビット ←→64ビットに変換して「32ビットアプリケーションの動作」を実現している。

・・・と、ここまでは「x64、Vista 64のアドバンテージ」で述べたが、ここではもう少しシステムから見た解説を行ってみよう。
「Windows Vista 64ビット版」および「Windows XP Professional x64 Edition」は、このようなエミュレータをかます構造ではなく、64ビットOSのくせに32ビットアプリケーションが直接動く構造を持っている。
この「直接動く構造」が非常に曲者というか斬新で、x64やVista64において先のキャプチャー画面のような「同じフォルダのクセに内容が違う」という現象が発生する。

具体的に検証してみよう。
Vista64/x64の場合、

・64ビットシステムファイルは「C:WINDOWS\SYSTEM32」フォルダ
・32ビットシステムファイルは「C:WINDOWS\SysWOW64」フォルダ

にそれぞれ保有している。
ここでは、そのシステムファイルの違いを確認するため、ファイルコンペアツールで内容を比較してみよう。

※大注意
ちなみに以下の比較は「UnDup」という、重複ファイル削除ツールを使っているが、このツールは本来画像ファイルやデータファイルに対して実行すべきツールであり、システムファイルに対して実行した場合、設定によってはシステムクラッシュを起こすので、絶対に実行しない(システムで試さない)で欲しい。

v64syscmp01.jpg
※「C:WINDOWS\SYSTEM32」フォルダと「C:WINDOWS\SysWOW64」フォルダの比較・・・ん? まったく同じという結果が・・・なぞがなぞ呼ぶVista64/x64。

64ビットと32ビットのシステムファイルが同じ? んな馬鹿なのことはありえない。大体まったく同じフォルダをわざわざ「C:WINDOWS」で保有する意味がない(dllcacheなら別だが)。

そう、コンペアツールでこんな結果が出てしまうのが『64ビットWindows』であり、だからこそ知っておかなければならないのが、「みせかけ構造」の仕組みなのである。

(次回更新は、解決編!! ・・・だといいな)

2007年04月01日

1. Windows Vista 64ビット版/x64システムの『アドバンテージ』(64ビットのメリット)

今、新しいパソコン(デスクトップ)やCPUを購入すると、まず間違いなく「64ビットCPU(正確には64ビット対応のCPU)」である。

しかし、大概の人が使っているのは「32ビットOS」であるWindows XPのままだ。

そう、つまりPCインフラとして「64ビット環境」を手に入れているにもかかわらず、ほとんどのユーザーはOSを「32ビットのまま」使い続けているのだ。
zu64-002.jpg

※なぜ64ビットCPUを所有しているのに、64ビットOSを利用しないのだろうか?
 32ビットOSでは、本来のPCのポテンシャルを生かしていないということになるのに。

「64ビット版Windows Vista」や「Windows XP Professional x64 Edition(x64)」という、64ビット対応のOSが存在するにもかかわらず、である(ちなみにVistaも64ビット版が用意される)。

ではなぜ、64ビットCPUを所有しているのにもかかわらず、みなx64という64ビットOS環境を手に入れようとしないのだろう?

理由はいくつかあるのだが、一番の原因が「マイクロソフトがx64の一般パッケージをリリースしていない」という事実である(x64はDSP版のみ入手可能)。

といっても、x64を一般パッケージで販売しないのは基本的に正解だ。
なぜなら、x64が導入に対してかなり敷居の高いOSであり、具体的には、ハードウェア環境を限定され、かつ「クリーンインストール」以外の導入を許さないという、コンシューマに解き放った場合はかなりの混乱を招くであろうOSだからである。
逆の言い方をすれば、この導入に対する問題さえ解決できれば、絶対に導入すべき、ないしは試用したいOSが「x64」なのである。

・Windows XP Professional x64 Edition 試用版
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/64bit/evaluation/trial.mspx

x64のメリットをざっとあげると以下のような点である。

・x32(通常のXP)と変わらない操作性
・処理速度の向上
・32ビットアプリケーションとの互換
・安定性の向上
・将来性

x64において最も気になるのが「処理速度」であろうが、この点については「驚異的に速い」といってよい。
これはMS-DOS時代からOSを使い続けている人なら理解できると思うが、基本的にビット数が上がったりOSそのもののアーキテクチャが変更されると、旧OSの互換性を確保するために「不安定」になるか、「内部のエミュレータ」で旧アプリケーション動作をエミュレートするため、どうしてもオーバーヘッドが大きくなるのだが、x64の場合「32ビットアプリケーション(現行のXP用のソフト)」もx32より速いのである。もちろん、同一PC環境においてだ。

x64が速い理由を簡潔に述べれば、「32ビットアプリケーションを動かす際はシステムを切り替えて動かしている(エミュレータのようなオーバーヘッドがない)」という点と、「各層におけるIOが64ビット化されている」ということがポイントになる。
詳しくは「Windows XP x64 上級マニュアル」を読んで欲しいが、要はx64はシステムの「置き換え」を行っており、通常のOSのようにエミュレーション作業がないのが特徴だ。
ちなみにこの構造は「Windows Vista 64ビット版」にも当然ながら引き継がれている。
zu64-001.jpg

なお、32アプリケーションが高速駆動するといっても、すべての32ビットアプリケーションがx64で駆動するわけではなく、具体的には「デバイスドライバ」に相当するアプリケーションやOSに食い込んで駆動するソフト(仮想CDソフトやアンチウィルスソフト、周辺機器固有のユーティリティ)は64ビット版がリリースされない限り動かない。
(2007-04-01)

2007年03月10日

泥棒用の仕掛け「遠隔監視」

シアトルに行く前のもうひとつの仕掛け。
玄関にWebカメラを着けているので、自宅サーバーを立てたついでに、玄関付近の様子も動的監視録画&ストリーミングすることにした。シアトルから自分の家の玄関を見るというのも変だが・・・(昔、北海道旅行のときにドロボーにやられた筆者)
web-stc.jpg
  ↓
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Webカメラで監視して、ブラウザで閲覧。ちなみに画面のアドレスはローカル用なので、当然外部から見るにはDDNSサイトで取得したアドレスを入力する必要がある。

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